富士山展2.0


2019年01月04 日(金) ー 01月13日(土)

1/04 (金) 17:00 - 23:59
1/05 (土) 00:00 - 23:59
1/06 (日) 00:00 - 20:00
1/10 (木) 19:00 - 21:00 トーク開廊
1/11 (金) 10:00 - 23:59
1/12 (土) 00:00 - 23:59
1/13 (日) 00:00 - 19:00
〔深夜帯はオールナイトイベント開催/随時更新〕


イベント
1/04 (金) 23:00-05:00 読書会型ゲーム/ 永田希
1/05 (土) 22:00-夜明け 「パクリ映画の夕べ」
1/10 (木) 19:00-21:00 トークゲスト: 長谷川新
1/11 (金) 未定      じょいとも食企画(仮)
1/12 (土) 20:00-10:00
「ワンナイト作品制作&ゆる総括トーク」

会場: rusu
(東京都目黒区下目黒3-4-9)


参加作家 :
飯島モトハル、 じょいとも、 トモトシ、
中山いくみ、 花牟禮有基、 横山奈穂子

グロイスフィッシングクラブ


(開催概要)

虚偽が量産される今日において、真実を証明することはかつてないほど難しくなっている。
アーティストの一つの使命は、「新たな真実」を創作することだろう。
しかしそれらは本来的に虚偽の物語(フェイクニュース)と紙一重である。 真実が見えにくい世界で、私たちアーティストはいかにして「新たな真実」を作ることができるだろうか。


古来より時間と空間を越えてきた日本の表象へ、新年の幕開けと共に相対する『富士山展1.0』(2018)から一年が経ち、『富士山展2.0』が始まった。
その間の我々の活動は、富士山展1.1、1.2、1.3、...であったと言えるかもしれない。そして今回も『富士山展2.0』(2019)というよりは、1.xとか2.1とか、2.0beta1といった揺らぎの中にこの会場はある。
ところで、卓越した計算機科学者であるドナルド・クヌースが開発した組版ソフトウェア・TeXは、アップデートを経るごとにバージョン番号はπに近づいていく。初回リリース番号は3であり、現在は3.14159265である。
我々はそのようなエレガントさを持ち合わせてはいないが、巨人の跳躍の隙間に現れた小さな揺らぎのなかに、美術の特異点を幻視している。

今展覧会では、作家各々が自ら真と贋を設定し、制作プロセスに取り入れることで、「新たな真実」の発見を試みる。出品作品は全てブロックチェーンで紐付けられ、データ化される。作品の在り方にも変化が生じるだろう。

作家プロフィール




マップ




|

飯島モトハル / IIJIMA MOTOHARU
米国Orange Coast College 及びInternational Center of Photographyで写真を学ぶ。 アンセル・アダムスの孫弟子としてモノクロ写真表現を修める。 写真表現以外にコレクターとして美術品収集を行っており、コレクション行為自体に主体性を持たせた表現を行う。

2014 「EMON AWARD 2013 グランプリ展」Emon photo gallery 東京
2014 「ACTアート大賞展・写真部門 2014」Art complex center 東京
2017 「大飯島モトハル 大コレクション展 - ホンモノ以外ニセモノですか? - 」
2017 「コレクション展「綺麗なドレス」」TAV gallery
2017 「阿佐ヶ谷アンデパンダン」
2017 「デカい牛のデカい内臓」新宿眼科画廊
2018 「SUMIDA ART BOOK MARKET」spiid
2018 「飯島モトハルv.s.藤城嘘 企画展『無礼らか?』」TATARABA
2018 「がんか食堂 地獄のスイーツ」新宿眼科画廊
2018 「超えてゆく風景」ワタリウム美術館 - コレクション貸し出し
web: https://twitter.com/mochiunagi





マップ




|

じょいとも / JOYTOMO
1988年生まれ。グッズを支持体とした作品をはじめ、絵画、立体、映像、漫画、360度映像、アプリなどを制作。
作家、キュレーター、美術系youtuber。ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校第二期およびゲンロン批評再生塾第三期。

[主な展示歴]
ループアニメの世界(2018)、GFC 鯛 切断芸術運動(2018)、 がんか食堂(2018)、バラックアウト(2016)、 いつも以上にHappyLife(2014)
web: joytomo.com





マップ




|

トモトシ / TOMOTOSI
女の子を笑かす作品が作りたい。
web: http://tomotosi.com





マップ




|

中山いくみ / NAKAYAMA IKUMI
1989年、広島県生まれ。尾道市立大学芸術文化学部美術学科油画コース卒業。ポストスーパー フラット・アートスクール卒業。現代の象徴的な人物や、水、光の屈折を織り込み絵画の実存性の可視化など試みる。主な展覧会に、「不在の存在論」(広島県立美術館県民ギャラリー,2017 )、 「現在戦争画展」(TAV GALLERY/東京,2016)、「HAL(L)O! HIROSHIMA」(ギャラリーG/ 広島,2015)、トーキョー ワンダーウォール2011『 中山いくみ展 見えない壁ーInvisible wall』東京都庁(東京,2012)がある。
web: http://nakayamaikumi.web.fc2.com






マップ




|

花牟禮有基 / HANAMURE YUKI

1988年 東京都生まれ。 2013年 多摩美術大学 博士前期課程 美術研究科 日本画領域 修了。「応事象考」をモットーに絵画、画像、立体作品を制作。 / <個展> 花牟禮有基個展(アートスペース羅針盤、東京、2016) / <主なグループ展> グロイスフィッシングクラブ鯛切断芸術というシュミーレショニズム(なかのZERO、東京、2018) | ヘテロトピア・クエスト(アキバタマビ21、東京、2018) | 切断芸術運動+α展(なかのZERO、東京、2018) | 第6回 都美セレクション グループ展 切断芸術運動というシミュレーショ ン・アート展(東京都美術館、東京、2017) | FINE ART / UNIVERSITY SELECTION 2016-2017 Exhibition for the Young Artist Exchange and Development(茨城県つくば美術館、茨城、2016)





マップ




|

横山奈穂子 / YOKOYAMA NAHOKO
1988年佐賀県生まれ。愛知県立芸術大学 大学院 油画・版画領域修了。新芸術校第一期。批評再生塾第三期(聴講生)。絵画や写真、映像などを用いて、
アイデンティティや社会問題に焦点を当てた作品を制作、発表している。
主な個展に2013年『HISTOIRE』(ART LABO + / 名古屋)。 主なグループ展は2009年『The six!』(The Artcomplex Ceneter of Tokyo / 新宿)、2014年『平成センチメンタル』(YEBIS ART LABO / 名古屋)、2017年『# 遠距離恋愛』(野方の空白 / 東京 )。 愛知県立芸術大学学生優秀賞 受賞。
web: http://nahokoyokoyama.com





グロイスフィッシングクラブ(Groys Fishing Club、略称:GFC)とは?




グロイスフィッシングクラブ
  • グロイスフィッシングクラブ は、2017年5月に結成した東京のアーティストグループである。

    今日の一般的なグループ展示は、キュレーター(またはアーティストキュレーター)によってアーティストが選ばれて作られることがほとんどである。 GFCはその関係をひっくり返す。 つまりアーティストであるGFCがキュレーターを選んで ――フィッシングして―― 展示を共に作るのだ。 大物を釣りあげるという気概を示すために、ボリス・グロイス の御名を拝借した。

    展示は年3回程。各回ごとに公募コンぺを実施し、その時点で一番面白い展示プランを持っているキュレーターを選ぶ。

    今回の富士山展ではキュレーター選定ではなく、参加作家を増員し、飯島モトハル、 じょいとも、 トモトシ、 中山いくみ、 花牟禮有基、 横山奈穂子の6名で構成される。



    『富士山展1.0』(2018)AWAJI Cafe & Gallery 展示風景
    昨年の『富士山展1.0』キュレーターは富士山であった。 異なるキュレーターの思想をインストールし作品化するため、GFCの企画は毎度全く違った展示となる。面白い展示になりそうなら、中学生や会計士だってキュレーターとして召喚する。そして一時的ではなく、継続的活動である。

    GFC webサイト:https://groysthe2nd.wixsite.com/offer





    EVENT




    1/04 (金) 23:00-05:00  読書会型ゲーム「ゲゼル:夜と経済」 ゲームマスター:永田 希

      永田希

      夜と経済、をテーマに現在開発中の読書会型ゲーム「ゲゼル」のテストプレイをします。 参加者はそれぞれ「夜と経済」に関連する書籍を1冊以上お持ちください。 フードの差し入れ、アルコールの持ち込み(特にクラフトジン)大歓迎です。
      □参加人数を事前に把握するため、ご興味のある方は下記のツイッターアカウントにDMでご連絡ください。
      □途中の入退場可。ゲームは60分程度で一巡するので、途中参加はその都度受け付けます。

      参加費:2,500円 
      監修:伊藤啓太 / 音響:BABA YUSUKE /  ロゴデザイン:黒木契吾
      ゲームマスター: 永田 希(書評家 ・ 時間銀行書店店主)  twitter: @nnnnnnnnnnn




  • 1/05 (土) 22:00 - 夜明け じょいとも食企画第1弾 『パクリ映画の夕べ』

      パクリ映画の夕べ

      富士山をイメージした鍋をつつきながら、
      じょいともが厳選?したパクリ映画を流します。



      ホスト:じょいとも
      入場・飲食: 無料(カンパ制)




    1/10日 (木) 19:00 - 21:00 トークイベント「謹賀新年 富士山麓オウム鳴く」 スペシャルゲスト: 長谷川 新

      長谷川新

      2019年の初動として気鋭のキュレーター 長谷川新氏をお招きして、 トークイベントを開催します。
      前半は長谷川新氏による講演会『富士山麓オウム鳴く』。激動する日本、そして世界の社会情勢や事象、芸術について「ポストトゥルース」をキーワードに掘り下げていただきます。 後半は「真偽」を下層テーゼとする本展企画に即した新春熱闘アーティストトークを展開します。

      19:00-20:00: 【謹賀新年】 長谷川新によるポストトゥルース×芸術論+富士山 講演会
      20:00-21:00: アーティストトーク(登壇:長谷川新 × じょいとも、トモトシ、中山いくみ、花牟禮有基、横山奈穂子)
      入場: 500円 (フリードリンク)

      (登壇者プロフィール) 長谷川新/HASEGAWA ARATA
      1988年生まれ。インディペンデントキュレーター。京都大学総合人間学部卒業。専攻は文化人類学。 現代社会における「共存」を考える「不純物と免疫」や、会期1年間のうち二度繰り返される長大スケールの「クロニクル、クロニクル!」、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」、 「北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI-交錯する現在-」等々幾多のキュレーションに携わる。 日本写真芸術専門学校講師。日本建築学会書評委員。PARADISE AIR 2017-2018年度ゲストキュレーター。 撮影: 加藤甫



    1/11日金(土) 21:00~  じょいとも食企画第2弾 『魯山人の珍料理』 ホスト:じょいとも

      じょいとも

      昭和の大美食家・北大路魯山人のエッセイに登場する珍メニューの数々を、グロイス・フィッシングクラブの「じょいとも」が再現調理いたします。

      〔メニュー〕(仮)
      ・サンドイッチ寿司
      ・天ぷら茶漬け
      ・納豆雑炊
      入場・飲食: 無料(カンパ制)




    1/12日 (土) 20:00 - 10:00 『ワンナイト作品制作&ゆる総括トーク』

      ワンナイト作品制作&ゆる総括トーク

      〔タイムテーブル〕
      20:00-22:00 話し合い
      22:00-翌8:00 作品制作
      翌8:00-10:00 オークション


    企画、制作、展示、販売を一晩で行うオールナイトイベントです。ホストはトモトシと横山奈穂子が務めます。参加作家で作り、その場で配信オークションを予定。 〔同時に配信にて総括トークを行います。〕



    rusu

    〒167-0043
    東京都目黒区下目黒3-4-9

    http://rusu-meguro.blogspot.com


    [アクセス]
    ・東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線
    「目黒駅」正面口より徒歩9分

    ・東急目黒線「不動前駅」より徒歩9分

    Google Mapで見る


    マップ





    inserted by FC2 system